珪藻土マット、死す

やってしまった。

 

事の発端は、食器を乾かすのに使っていた珪藻土マットカビが生えているのを発見したこと。

いくら万能な珪藻土マットとはいえ、長年使っているとカビも生える。

お湯で表面を洗い、日陰で乾燥させてやると元通りなのだが、今日のカビは根強く手ごわかった。

 

通常であれば、ここでサンドペーパー(やすり)などで表面をこすって対処をするべきなのだが、あいにくと我が家にはサンドペーパーはない。

買いに行こうにも外出自粛。

いやまて、カビの生えたマットに食器を乗せるのは衛生的ではない。

これは急を要する外出ではないか。

しかし、雨だ。

億劫だ。

所詮、人間の意志なんてこんなものだ。

 

家にあるもので何か代用できるものはないか。

そう考えた私が発見したのは、

カビハイター

カビハイター。

 

頑固なカビも根こそぎ抹殺。

頭の中では警鐘は鳴っていたが、なんとなく「いける」と判断した私は珪藻土マットの両面にたっぷりとカビハイターを噴射した。

 

(5分待ちます)

 

あらためて見てみるとマットは真っ白。

これは効き目があったのではないか。

上機嫌で私はマットをお湯で洗い流す……が、

ここで異常事態発生。

 

洗っても、洗っても、泡がおちない。

かれこれ10分ばかしお湯で流してみたが泡が出続けている。

一旦落ち着こう。

そう思い乾燥させようとしてみると、

珪藻土マット

それでもまだ泡が止まらない。

 

珪藻土マットは、カビとり泡製造機と化してしまった。

ごめんなさい、珪藻土マット。

長年使っていただけにショックが隠せない。

 

私は失敗から皆さんに伝えたい。

珪藻土にカビハイターはダメゼッタイ。

もとい、商品の使い方は正しく守りましょう。

 

 

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